- 楽天モバイルからメーカー認定整備済iPhoneが格安で購入できるようになった
- スーパーホーダイと組み合わせると、さらに20,000円引きでiPhoneが購入できる
- Apple公式サイトや大手キャリアでiPhoneを購入するより断然お得になることがわかった
目次
楽天モバイルのiPhone はめちゃくちゃお得です!在庫限りなので急いだほうがいいです!但しスーパーホーダイはどっちでもいいかもしれません(笑)
8月31日から始まった楽天モバイルのiPhone。キャリアのiPhoneやApple Storeで買うSIMフリーiPhone×格安SIMと比べて、お得なのかどうなのかを調べてみました。
楽天モバイルからiPhone発売開始
楽天モバイルがiPhoneの取り扱いを開始しました。
内容としてはこんな感じです。
- 楽天モバイルからiPhoneの整備品を購入できるようになった
- iPhoneの整備品とは、展示品や返品されたiPhoneをAppleが整備し直した物
- 楽天モバイルが取り扱うのは、海外製の整備品
- 元が海外製のため、説明書は英語表記になっている
- プリインストールアプリが日本製と異なったり、若干の仕様違いがある
- アクセサリー(イヤフォンや充電器、ライトニングケーブル)は全て新品
イメージ的には「新品みたいなiPhone」で間違いないと思います。相当神経質な人でない限り、気にするレベルではないと言えます。
そんなメーカー認定整備済iPhoneを楽天モバイルが取り扱い開始しました。取り扱い開始したiPhoneの種類は4種類です。
- iPhone SE 16GB
- iPhone 6s 16GB
- iPhone 6s Plus 64GB
- iPhone 6s Plus 128GB
の4種類が購入可能です。
気になるiPhoneの価格は?
まず、通常の価格から紹介します。一括払いと分割払いがあります。分割払いの場合は、分割手数料が必要となるので、割高になります。
※訳あって、一括払いは【税抜】、分割払いは【税込】で表記しています。パット見分割払いのが高いですが、分割手数料を除いた支払額は一緒になります。お間違いなく。
※分割手数料について後ほど詳しく説明します。
楽天モバイル メーカー認定整備済iPhone 価格 | ||||
---|---|---|---|---|
iPhone SE 16GB | iPhone 6s 16GB | iPhone 6s Plus 64GB | iPhone 6s Plus 128GB | |
一括払い | 【税抜】 39,800円 |
【税抜】 56,800円 |
【税抜】 72,800円 |
【税抜】 79,800円 |
分割払い ()内は合計額 |
【税込】 「1,791円+分割手数料」 (42,984円+α) |
【税込】 「2,556円+分割手数料」 (61,344円+α) |
【税込】 「3,276円+分割手数料」 (78,624円+α) |
【税込】 「3,591円+分割手数料」 (86,184円+α) |
分割払いは上記金額×24回払いとなります αは分割手数料×24回分 |
まずは割引適用前の通常価格です。
他の格安スマホと比べると、ちょっと高い感じがしますが、iPhoneということを考えれば安いと思います。思いますというか安いです。AppleでSIMフリーiPhoneを買うより安いんです。
AppleでSIMフリーiPhone買うより安い!?
続いて、Appleで買えるSIMフリーiPhoneと価格を比べてみましょう。
楽天モバイル Apple公式サイト 価格比較表 | ||||
---|---|---|---|---|
iPhone SE 16GB | iPhone 6s 16GB | iPhone 6s Plus 64GB | iPhone 6s Plus 128GB | |
一括払い | 【税抜】 39,800円 |
【税抜】 56,800円 |
【税抜】 72,800円 |
【税抜】 79,800円 |
Apple公式サイト | 47,800円 | 78,800円 | 101,800円 | 113,800円 |
分割払い ()内は合計額 |
【税込】 「1,791円+分割手数料」 (42,984円+α) |
【税込】 「2,556円+分割手数料」 (61,344円+α) |
【税込】 「3,276円+分割手数料」 (78,624円+α) |
【税込】 「3,591円+分割手数料」 (86,184円+α) |
Apple公式サイト | 2151円 (51,264円) |
3546円 (85,104円) |
4,581円 (109,944円) |
5,121円 (122,904円) |
分割払いは上記金額×24回払いとなります αは分割手数料×24回分 Appleは分割手数料不要 |
Appleで買うより15%~30%程お得になることがよくわかりました。
これまでのように、AppleでSIMフリーiPhone買って格安SIMを入れるという方法をとらなくても、楽天モバイルで整備済iPhoneを買った方が安く済むし、セットで申し込めるので手間も省けますね。
かなり良い感じです。楽天モバイルの整備済iPhone。
じゃあ大手キャリアと比べるとどうなるのか。大手キャリアでiPhoneを購入すると、大幅な割引が適用されますもんね。
端末代は大手キャリアの方が安いけど
では、さっそく比較表を見てみましょう。
楽天モバイル Apple公式サイト docomo 価格比較表 | ||||
---|---|---|---|---|
iPhone SE 16GB | iPhone 6s 16GB | iPhone 6s Plus 64GB | iPhone 6s Plus 128GB | |
一括払い | 【税抜】 39,800円 |
【税抜】 56,800円 |
【税抜】 72,800円 |
【税抜】 79,800円 |
docomo ※割引適用後 |
14,400円 | 14,400円 | 25,800円 | 37,200円 |
分割払い ()内は合計額 |
【税込】 「1,791円+分割手数料」 (42,984円+α) |
【税込】 「2,556円+分割手数料」 (61,344円+α) |
【税込】 「3,276円+分割手数料」 (78,624円+α) |
【税込】 「3,591円+分割手数料」 (86,184円+α) |
docomo ※割引適用後 |
648円 (15,552円) |
648円 (15,552円) |
1,161円 (27,864円) |
1,674円 (40,176円) |
分割払いは上記金額×24回払いとなります αは分割手数料×24回分 docomoは分割手数料不要 |
さすがの楽天モバイル×整備済iPhoneでも、大手キャリアには勝てませんでした。
docomoら大手キャリアは割引額が異常に大きいので端末代だけで勝負すると完敗です。
iPhone SE 16GBで27,000円以上の差、iPhone 6s Plus 128GBに至っては46,000円以上の開きが出てしまい、「楽天モバイルのiPhone高いじゃん」になってしまっています。
さてどうしたものか。
スーパーホーダイ!
そこでスーパーホーダイです。時をほぼ同じくして始まった、楽天モバイルの新料金プラン「スーパーホーダイ」。今回のメーカー整備済iPhoneの購入とセットで、スーパーホーダイを申し込むと
端末代20,000円割引
が適用されるのです!!
つまり、上の価格比較表が下のようになります。
楽天モバイル「スーパーホーダイ」 Apple公式サイト docomo 価格比較表 | ||||
---|---|---|---|---|
iPhone SE 16GB | iPhone 6s 16GB | iPhone 6s Plus 64GB | iPhone 6s Plus 128GB | |
スーパーホーダイ (3年契約) 一括払い |
【税抜】 19,800円 |
【税抜】 36,800円 |
【税抜】 52,800円 |
【税抜】 59,800円 |
docomo ※割引適用後 |
14,400円 | 14,400円 | 25,800円 | 37,200円 |
スーパーホーダイ (3年契約) 分割払い ()内は合計額 |
【税込】 「891円+分割手数料」 (21,384円+α) |
【税込】 「1,656円+分割手数料」 (39,744円+α) |
【税込】 「2,376円+分割手数料」 (57,024円+α) |
【税込】 「2,691円+分割手数料」 (64,584円+α) |
docomo ※割引適用後 |
648円 (15,552円) |
648円 (15,552円) |
1,161円 (27,864円) |
1,674円 (40,176円) |
分割払いは上記金額×24回払いとなります。 αは分割手数料×24回分 docomoは分割手数料不要 |
どうでしょうか?あれだけ差をつけられていたdocomoに肉薄しています。
ここまで縮めることができれば、足らない分は
利用料金で逆転できる
はずですよね。
※実はスーパーホーダイの20,000円割引を適用しなくても、利用料金の差額で逆転はできます(笑)
スーパーホーダイの料金表
ここで、スーパーホーダイの料金表を見てみましょう。いわゆる最初の1年間が特に安くて2年目移行は通常プランと大差ないやつです。
- S、M、Lの3つのプランから選べる
- それぞれ使えるデータ量 S(2GB)、M(6GB)、L(14GB)
- 上記データ量を使い切っても最大1Mbpsで使うことができる
- 全て5分かけ放題が付いている
- 最初の1年目だけ1,000円安い
こんな感じです。スーパーホーダイはS、M、Lの3プラン用意されています。この3プラン内であれば、手数料なしでプラン変更可能です。
それぞれ使えるデータ量の上限が決まっています。上限を超えた場合は速度制限がかかるんですが、その制限速度が他社よりも速いんです。
通常、速度制限がかかると200kbpsという速度になってしまいます。みなさんも経験ありますよね?この200kbpsという速度はめちゃくちゃ遅いです。ネット検索してても全然ページが開かなくてイライラします。動画なんて絶対見れません。
それがスーパーホーダイなら速度制限がかかっても、200kbpsの約5倍の速さである1Mbpsの速度が出るんです。5倍です。5倍。これならネット検索くらいは余裕でできるし、動画もなんとか見れます。いつもよりかは遅いけど、使えないほどではない、といったところでしょうか。
この速度制限されても1Mbps出ますよというのがスーパーホーダイの超メリットなのです。
それと、5分かけ放題が必ずついてくるのと、最初の1年目が1,000円安いというのがスーパーホーダイの特徴でもあります。
これって、通常のプランよりお得なの?どうなの?
5分かけ放題が要らないなら、ちょっと損
それでは、スーパーホーダイと通常のプランを比較してみましょう。ただ、これ絶対楽天の策略なんですけど、スーパーホーダイと通常プランって、同じデータ量のプランがないんです。わざとずらしてるんです。比較しずらいように。
なので少し強引ですが、スーパーホーダイMプラン(6GB)と通常のプラン(5GB)とで比較してみます。
スーパーホーダイ 通常プラン 比較表 | ||
---|---|---|
1年目 | 2年目 | |
スーパーホーダイMプラン(6GB) | 2,980円 | 3,980円 |
通常の5GBプラン+5分かけ放題 | 3,000円 | 3,000円 |
通常の5GBプラン かけ放題なし | 2,150円 | 2,150円 |
こうして並べてみるとよくわかります。6GBと5GBの差はあるけれど、料金だけで考えるとスーパーホーダイはあまりお得ではなさそうです。それこそ5分かけ放題がいらないなら通常プランのが安いですよね。
(参考:データ追加は1GBで980円)
但し、先程も書いたように、スーパーホーダイはギガを使い切っても1Mbpsという速度で使い続けることができます。これがウリなんです。そこを踏まえたら、スーパーホーダイも悪くないかもしれません。
iPhone 2万円引きを考慮しても微妙
そういえば、iPhone購入と同時にスーパーホーダイを申し込むと端末代が20,000円引きになりましたよね。それを考慮すればスーパーホーダイの方が断然お得になりそうです。どうなんでしょう。
2年間の合計支払額で比較してみます。
例)iPhone SE 16GB 2年間の合計支払額での比較表(税込) | |
---|---|
2年間の合計支払額(端末代+基本料金) | |
スーパーホーダイMプラン(6GB) | 21,384円+90,192円=111,576円 |
通常の5GBプラン+5分かけ放題 | 42,984円+77,760円=120,744円 |
通常の5GBプラン かけ放題なし | 42,984円+55,728円=98,712円 |
やはり2万円引きをもってしてでも、かけ放題なしには勝てませんでした。まぁしょうがないですよね。ちょっとまとめます。
- スーパーホーダイMプランなら6GB使える
- ギガを使い切っても1Mbpsの速度で使える
- 毎月データ量を追加することを考えたらお得
- それでいて5分かけ放題も付いている
というところでしょうか。
僕の考え方としてはこうです。
- 通話をほとんどしないなら通常プラン
- ちょこちょこ通話するし、動画とかよく見るからギガも消費しやすいならスーパーホーダイ
そして実はさらにもう1点スーパーホーダイには落とし穴が…
スーパーホーダイはまさかの3年縛り
そうなんです。スーパーホーダイはまさかの3年縛りなのです…。
こういうことです。
- 3年間スーパーホーダイをやめられない
- スーパーホーダイ内でのプラン変更は可能
- 3年以内に楽天モバイルを解約した場合は違約金(契約解除料)が必要
- 端末を分割払いにしてた場合は、割引適用後の残金を支払う必要がある
- 3年移行は解約による違約金はなし
※契約期間は2年も選べるが、端末代の割引が1万円になる。
はい、こうなってくると本当にお得なのかどうかがよくわからなくなってきますね。それこそ縛りが嫌で大手キャリアから格安SIMに変えたのに、結局格安SIMでも縛られてたら何のために変えたのかよくわからなくなります。もちろん安くはなってるのですが。
なんだかよくわからなくなってたので一旦まとめます。
ここまでのまとめ。楽天モバイル×整備済iPhoneはお得ではある
iPhoneの端末代や月々の利用料金について色々書いてきました。書いてる僕ですら頭の中がごっちゃごちゃになってきたので、一旦まとめます。
- 楽天モバイルで整備済iPhoneが購入できるようになった
- Apple公式サイトからSIMフリーiPhoneを買うより15%~30%程安い
- 大幅な割引のある大手キャリアより、端末代としては高くなる
- 但し、月々の料金が大手キャリアより格段に安いので、合わせて考えれば大手キャリアよりも安い
- スーパーホーダイなら端末代がさらに安くできる
- スーパーホーダイで端末代の割引を適用するには3年(もしくは2年)縛りの契約になる
- 特に楽天モバイルをやめるつもりがないなら3年縛りでも良いと思う
- 注:5分かけ放題が要らないなら通常プランの方がお得になる(契約の縛り、端末の割引なし)
- 在庫に限りがあるのでなくなったら終了(けっこうすぐなくなるかもしれない)
こんな感じです。いかがでしょうか。
分割手数料とは
最後に分割手数料について簡単に説明します。大手キャリアの場合、端末を分割払いで買っても、分割手数料というのは存在しません。
いえ、実際には存在してるのですが、全て大手キャリア側が負担してくれてるのです。なんと太っ腹。知ってましたか?
但し、楽天モバイルで端末を購入するとなると話は別です。分割手数料は負担してくれません。自分で払わなきゃいけません。
では、この分割手数料はいくらなのでしょうか?それを決めるのは楽天モバイルではなく、支払いに使うカード会社なんですね。
例えば、三井住友カードの場合、24回払いの分割手数料は100円あたり16.08円(実質年率14.75%)です。
はい、よくわからないので、具体的な金額で算出してみましょう。
例)iPhone SE 16GB 割引前42,984円(税込)の場合
分割手数料 42,984円×(16.08円÷100円)=6,911円
支払総額 42,984円+6,911円=49,895円
分割支払額 49,895円÷24回=2079円
このようになります。これでもApple公式サイトや大手キャリアよりかは安くなりますので安心してください。でも、分割手数料払うのもったいないので、できるなら一括払いのが良いですね。
但し、実は楽天モバイルでiPhoneを買う場合、分割手数料を無料にする裏技があります。それは
楽天カードで支払う
ことです。なんと楽天カードで分割払いする人は、分割手数料が0円になるんです。やるじゃん楽天。
なので、これを機に楽天カードを作るというのも1つの手かもしれません。年会費も無料ですしね。
※分割手数料の計算は各クレジットカード会社に確認してください。上記の金額はあくまで参考程度にお考えください。
【まとめ】 楽天モバイルのiPhoneはめちゃくちゃお得!通話が少ないなら通常プランでも問題なし!在庫限りなので早い者勝ち!
- 型落ちでいいのでiPhoneを持ちたいという方は楽天モバイルの整備済iPhoneがおすすめ!
- 通話をあまりしないなら通常プラン、ちょこちょこ使うならスーパーホーダイで!
- 在庫限りなので早い者勝ち!
いかがでしたでしょうか?今回は楽天モバイルのiPhoneについて調べてみました。今日(2017年9月13日)はちょうど新型iPhoneの発表会だったんですけど、こっちのiPhoneにも是非注目するべきですね。思ってたよりもお得に持つことができるので、これは人気が集まると思います。とはいえ、在庫に限りがあるので気になった方は今のうちに購入することをおすすめします!